利息減額交渉

学生ローンでは、時々親の代払いによる代理弁済が行われる場合がある。
大半が学生ローンとの契約締結時に受け取った何らかの書類を見られて、バレてしまったというケースでこのような事態になる。
もしくは返済が滞り、学生ローンから送られてきた督促状を見られて、知られてしまうといったケースだろう。
いずれも本人宛で送られてくるもの、あるいは店頭で受け取ったものなので、書類の管理を徹底することで回避できるのだが。。。

事実を知った親は、代わりに支払いを肩代わりするケースがよく行われるのだが、学生ローンとの間で時折話が合わなくなってしまう事も珍しくない。
中でも利息の減額交渉があげられるだろう。
減額交渉とは言うものの、大半が利息全部をまけろというのである。

学生ローンは利息で成り立っている商売だ。
例え親の代払いだろうと、飲めないものは飲めない。
利息を全部負けるとは、必要経費を差し引くとマイナスなのである。
また、きちんとマジメにやっているお客に対して、不平等が生じてしまうので、なかなか難しい話なのである。

さらに、元金の一部もまけろという親もいる。
通常、貸金業者では元金までまけるという事はありえない。
損害もさることながら、帳簿上がややこしいのである。
当然、まじめにきちんとやっている人に申し訳ないという気持ちもある。

元金割れというものは、普段の業務と違って儲からない上に、帳簿が煩雑になるというデメリットこそあれ、メリットはなんらない。
学生ローンからすれば、契約は息子(娘)としたのだから、元金までまけろと言うのであれば、払ってもらわなくて結構だという話だ。

●親の心情
実は、このような親の心情というのは、わが子が心配なのである。
だからわざわざ電話をかけてくるわけで、関心がなければいちいち電話をかけてくることはない。
督促状などを偶然見たとしても、ガン無視である。
電話をかけてくるという事は、やはり自分の子供がブラックになったり、あるいは裁判にかけられたりという事は耐えられないのだろう。
そうでなければ、わざわざ電話などしてくるはずがないのだ。

学生ローン側からすれば、元金をまけろという話はのめない。
しかし、事情によっては利息は全額は無理にしてもいくらかは検討してくれるはずだ。
長期延滞ならなおさらである。
所在もわからない、場合によっては貸し倒れリスクさえある危険な債権では、元金のみの和解は結構あるものだ。
本人が病気というケースも考えられるだろう。
この場合も当然利息全額免除の可能性は高くなる。

したがって、まず親は自分の子供の現状を説明し、納得してもらう事が利息免除の可能性を高める第一歩となるので、そこから入ってもらいたい。
後は交渉次第でお互い納得のいくところで妥協するのが一番だ。
とにかく「まけろ!!」、「それはできない!!」では、いつまで経ってもラチはあかない。
お互い誠意を持った対応をする事で、はじめて交渉事は成立するものだ。
「払ってやるんだから利息位まけろ!!」では通用しないという点を理解する必要があると思うのだが、いかがだろうか?